売れない土地で相続問題が深刻化
遺書が残されていなかったり借金が多く放棄をすべきか迷ったり兄弟の意見が合わず遺産分割協議が長引いたりなど、遺産相続には数え切れないほどの問題がつきまといますが、遺産の中に売れない土地が含まれているというのもその代表的なものです。
負動産という言葉があるように、売れない価値の無い土地は保有しているだけで損をしてしまう厄介な存在であるため、遺産の中に含まれていると確実に相続問題が深刻化します。
放棄したり売却したり寄付したりなど対処法はいくつかあります。
どの方法を選ぶべきか悩んでしまった場合や、売れない土地のせいで遺産分割協議が円滑に進まなくなってしまった場合は、法律事務所の弁護士に相談してみましょう。
素人では太刀打ちできない問題を法律を駆使して解決してくれるのが弁護士です。
弁護士には得意分野がありますので、法律事務所を選ぶ際は遺産相続問題に強く豊富な経験や知識や実績を持つ弁護士がいるかどうかを事前に確認しておくべきです。
不動産の相続などの時に必要な不動産登記とはどんなものか？
普段はあまり目にかかることのない「不動産登記」ですが、不動産を手にする時などに必要になってきます。
購入時にはもちろん、相続する時なども用意しなければなりません。
不動産登記とは、どこにどのような土地や建物があるか・所有者・金融機関から借りている金額などの情報が記載されています。
いわゆる証明書のような存在なのです。不動産の取得経緯や関係性を明確にしておかなくてはいけないため、相続時にも書き換えなくてはいけません。
その他に住所変更や結婚などで姓が変更した時、所有者が亡くなった時、住宅ローンを完済した時に手続きをします。
登記の種類により期限もあるため、必ず期限内に登記を済ませるようにしましょう。
手続きなどにも専門知識が必要でわかりにくいため、司法書士や土地家屋調査士に依頼するのが一般的です。
専門知識があれば自分での手続きも可能になっています。
不動産の相続などをすることが決まったら、確実に所有権を得るために早めに行動に移してくだささい。